宝塚記念 振り返り

天皇賞春も、歴代でぶっちぎりの高指数だった、と書いたんですけど、ここも勝ち馬トンデモナイ指数出ました。
秋に国内で根幹距離を使ってくれれば、タイトルホルダー歴代最強馬説もにわかに現実味を帯びてくるんですけど、凱旋門いっちゃうとその辺が分からないままになってしまいそうですけどね。

でも、この馬なら勝てるんじゃないか、と思わせる完全な横綱相撲でした。素晴らしかったですね。

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宝塚記念

ペース:超ハイペース
馬群の長さ:縦長
馬場状態:高速
指数:超ハイレベル

3歳以上のGⅠの勝ち馬は、平均指数75。
今回81。
スーパーレコードでしたけど、馬場自体は、いわゆる高速馬場で、超パンパンとまでは行ってなかったと思うんですけどね。
タイトルホルダーがいかれれた強さでした。
ただ、馬場は内しか伸びなくて、外枠はどうにもならない感じ。

それを思えば、勝ち馬は別格として、勝ち馬を目標に勝ちにいったディープボンドが、これもめちゃくちゃ強い、というところなんですけど。
2200で忙しくないか、と思ってたんですけど、ばかみたいなハイペースでスタミナは活きたのでしょうが、このスピード決着にも対応した、というのは価値が高いですよね。

2着のヒシイグアスは、鞍上が完璧に乗ったし、展開ドはまりではあるんですが、これまでにない高指数で、結果的に距離が伸びたことが良かったのでしょう。
これまで、ちょっとづつちょい足らずだったのが、ここでパフォーマンス爆上げ、という感じ。
ただ、溜めても切れる感じの馬でもないんで、今後もパフォーマンスを発揮できる条件は限定されそうですけどね。
パンサラッサが出るレースに合わせて出るといい感じかも。

デアリングタクトは、秋華賞とJCが時計かかる馬場だったんで、評価は一番下としたんですけど、時計対応して、何でもできる地力の高さを見せつけましたね。
この馬も素晴らしい内容でした。

マイネルファンロンは、とにかく折り合い難なのにスピードもない、という印象だったので、ペースと距離がマッチしたと思うんですけど、ここまで走れるとは思わなかったですけどね。
能力は見せましたけど、この馬ははっきり他力本願、という感じなので、続けて走れるかは何とも言えない面があります。

さて、6着のエフフォーリア。
普通に結果だけ見れば、この6着は価値が高いと思いますけど。
ただ、タイトルホルダーとかディープボンドとか、長い距離の実績馬にスピード負けしたのは事実ですし、有馬記念勝ちを思えば、スタミナ面で足りないこともなかったはずなんですけどね。
この馬の成長はないのに、他馬が成長著しい、というところで序列が変わってしまった印象は受けました。

衰えてはいないと思うんで、府中でヨーイドンの競馬になれば、まだやれそうな感じもしますけど。
ただ中距離最強馬、と見立てたんですが、その看板は、ちょっと揺らいできましたかね。
でも、決して悪くないです。ここは相手が悪すぎました。

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