ローズステークス、メンバーそこそこ揃っていて、結果的に軽視した人気馬のワンツーでしたが。
希望的観測で、低レベルであって欲しいなぁ、と思ってたんですけどね。
どうやら普通にレベルが高いみたいですね笑
セントライト記念は、こちらはハイレベルメンバーで、やはりハイレベル決着。
見どころの多い両重賞でした。
ローズステークス
ペース：平均
馬群の長さ：フラット
馬場状態：超高速
指数：高い
大きな有利不利のバイアスはないんですが、馬群は二つに分かれて。
ペースが速いと思いきやそうでもない、という感じだと思うので、まして内が伸びる馬場を思えば、やっぱり前で運んだ馬がやや有利だったかな、とは思うんです。
その意味ではアートハウスは、ポジション絶好だったと思うんですけど、そもそも余力十分で楽抜け出しだったんで。
これは見た目通りに強いです。こんな強かったんだ、と思いましたね。
やっぱりオークス組はレベル高いっすね。
2着のサリエラは後方から。これは価値が高い。
直線の反応がやや鈍かったですが、エンジンかかってからはすごい脚を見せました。
やはり、新馬の異常指数は伊達ではなかったですね。
前走がレースがクソだったので評価を下げてしまいましたが、今回で評価一変です。
ちゃんとした素質馬。
あとは、内回りの阪神で、叩いた効果ですっと反応できるかどうかですが。
アートハウスの方が今のところは本番でも買いやすい気はしてます。
エグランタインは、最後サリエラに差されたのはいただけないですけど、とはいえそう着差はなく、内容優秀。
平坦以外でもしっかりパフォーマンスを見せつけました。
この馬も強いですね。紫苑ステークスとは大違いの、目移りするレースですね笑
ラリュエルは、ポジションを思えば、ここではワンパンチ足りなかったですけど、内容は悪くないです。これから揉まれていってくれれば。
本命はヒヅルジョウだったんですけど、枠がきつかったですかね。
控えても味なく、前に行って欲しかったんですが。
そんなに無理筋とも思ってなくて期待したんですけど、消極的な競馬になってしまいました。
行く気は見せてたんですけど、矢作厩舎の2頭が前に行ってましたから、忖度したんでしょう。
パンサラッサ降ろされたんだから構わず潰しちまえよって思うんですけどね笑
まあ、当たり前ですが私は全くの部外者だからそう思いますけど、生活かかってるから騎手もそうは言ってられないでしょう。ムラ社会の闇にやられましたかね。
セントライト記念
ペース：ハイペース
馬群の長さ：一団
馬場状態：高速
指数：高い
ここは、もう上位2頭は強いでしょう。
どっちがどうこう、ではなく、正攻法のアスクビクターモアを完全に狙い撃ちしたガイアフォースという感じで、展開のアヤ。
アスクビクターモアは、余力十分の横綱相撲を仕掛けたけど、ガイアフォースも強かった。
しかも、どちらも控える形の正攻法で好走したのが、また価値が高いですよね。
この2頭については言うことなし。強かったです。
3着ローシャムパークも、上位2頭に迫るシーンはなかったですが、相手が悪すぎた感じ。
十分に評価できる内容だったと思いますよ。
4・5着はさらに離れて、ここまで来るとあんまり評価はできませんが、4着のセイウンハーデスは、コーナーで他馬を気にして進みが悪かったようですし、直線でもやっぱり、ばてた、というより進んでいかなかった、と見えましたんで、この馬自身も成長は感じる内容でした。
もう少し慣れてくれば、古馬になっていいところがあるかもしれないですね。
残念だったのはオニャンコポン。
皐月賞・ダービーと評価していたんですが、これは、ハイペースを後方から差し込んだもの。
京成杯も、重たい馬場でゆったり目のペース。
このメンバーで正攻法で運ぶと頑張れないのかもしれないですね。
ここは先を見据えての試し乗りだったと思うんで、今後はじっくり構えて、最後まで集中を切らさないように乗ってくれれば。今回は力を発揮できなかった印象です。
ともかくも、力のある馬がハイパフォーマンスで勝つ、というのが、一番評価出来る内容なので。
このレースに関しては文句なしですね。
コメント