エルムS・レパードS 振り返り

夏の芝重賞は、クソ指数ばかり出て問題外、みたいな記事を乱発してますが、ダート重賞はさすがに数が少ない分密度が濃くて、今回は両重賞、水準かそれ以上、というところで出てますね。
戦前の印象では、レパードSがハイレベルメンバーで、エルムSは小粒、というジャッジだったんですけど、終わってみると、レパードSの方が思ったほどでもなかったかなぁ、という感じでした。

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エルムステークス

ペース:スロー
馬群の長さ:平均
馬場状態:タフ
指数:高い

指数は出たんですけど、ペースはスローでした。
非常に重たい馬場で差しも利きづらい、ということで前残り決着。

直線向いたところでは、ウェルドーンの楽勝かと思ったんですけど、フワフワして伸びあぐねたところをフルデプスリーダーが詰めてきた、という結果。
後ろで構えていた馬は苦しかったと思います。総体では可もなく不可もなく、重賞なりのレース、という印象でした。

勝ち馬と3着馬は、目標を見ながら展開も向いて、という部分なので、悪くはないですけど、まずはウェルドーンこそ正攻法で評価したいところ。

あと、ブラッティーキッドも地力を示しましたけど、コーナーでやめちゃう癖がなんとかならないと、今後も掲示板どまりが続きそうな雰囲気。
5着のロードレガリスが唯一後ろから脚を伸ばして入着して、悪くないんですけどね。
……やっぱり、騎手の一押しが大事になってくるような。。気がしますけど。

本命ブラックアーメットは7着。離されましたけど、まずまず頑張ったのではないでしょうか。
若手なりに位置を取ってくれてましたし、思った通りの競馬はしてくれました。
……進路取りや手前変換を見る限り、上手く乗ったとは全く思いませんけど笑
ただ、そうは言っても元々テンに位置を取れる馬でもないし、今回の展開ではどの道厳しかったですかね。

レパードステークス

ペース:ハイペース
馬群の長さ:一団
馬場状態:普通
指数:水準

馬場が硬い、という前提で予想したんですけど、普通に乾いて時計かかる馬場に変貌してしまっていた分、カフジオクタゴンに手が回らず、というのは結果論誤算ではあったんですけど。
決着自体は、順当かなぁと思います。
タイセイドレフォンは輸送を普通にクリアして、そうなれば強いんで。
2頭の叩き合いを、外から不器用なハピが押し上げて、という感じ。
ハピは、あれしかやりようがなかったと思うんで。
そう考えると、まあ、カフジオクタゴンは戦前馬場の見立て違いで評価を落としましたが、強い馬のワンツースリーになったかな、と思うんです。

ホウオウルーレットは、ポジションが変なところにハマって、馬群を抜けたかったんだけどアラアラ一杯のインディゴブラックが終始邪魔になって、無理くり外にぶん回して、というレースで力を出し切れなかった印象ですね。
最初から位置を取れよ、という意味ではクソ騎乗だったんですけど、さらに運もなく、で、参考外でしょう。
この5着は低レベル。評価は上位3頭のみですね。

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